業態は変わっても想いは変わらない。昭和から続く場所で人と心をつなぐバリアフリー美容室。かりら美容室の日下部きょうやさんにインタビュー

業態は変わっても想いは変わらない
昭和から続く場所で
人と心をつなぐバリアフリー美容室

今回は、TORIOSの会員でもあり、かりら美容室を親子で営みながら美容師として活躍されている日下部京也さんにお話を伺いました。

目次

日下部きょうやさん|プロフィール

――まずは簡単に自己紹介をお願いします。

日下部きょうやと申します。かりら美容室という名前の美容室を営んでいます。

美容室の施術全般はもちろん、私が祖母の介護を経験したことから、当店は介護や介助が必要な方のためにバイアフリーでやらせていただいています。

――主な活動エリアを教えてください。

美容室が目黒区と世田谷区の境にありますので、主にその周辺のお客様がいらっしゃいます。

お仕事について

――どのようなお客様が多いですか?

幅広い層の方がお越しになられますし、地域密着ではあるものの、最近では介護が必要な方を連れて少し遠方からお車で来られる方が増えてきたように思います。

――同業者と比べて強みはありますか?

店内がバリアフリー設計ですので、フロアやトイレが広く、車椅子の方でも安心してご利用いただけます。

お仕事への想い

――このお仕事を始められたきっかけを教えてください。

現在かりら美容室がある目黒区五本木という場所は、元々は曾祖父母が商店を営んでいた場所でした。

千葉県九十九里の海とのご縁で魚屋から始まり、日用品を扱う日下部食料品店になり、祖父母が継いでコンビニ形式のマイマートクサカベに。

昭和の時代から、地域のお客様のご期待に応える形で変化しながら、長らく商売してきた場所です。

祖父母が年齢の影響でお店を閉めることになってしまったのですが、大切にしてきたこの場所を守りながら地域の皆様のお役に立つため、当時大田区でお店をやっていた母がこの場所でかりら美容室を始めました。

私は美容専門学校を卒業後に他のところで4年ほど働いていたのですが、母から一緒にやらないかとオファーがあり、現在はかりら美容室で一緒に働いています。

私からするとひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんの代から、業態は変われど同じ場所でお店を営んでいます。

――お仕事で大切にしていることはありますか?

美容師として、ただ施術するだけではなく「心で繋がる」ことは大前提大切にしています。

それだけではなく技術面も意識しており、お帰りになる際の施術直後の状態を、ご自宅でも再現できるようにケアやサポートをしています。

綺麗になるのは当たり前ですが、それをご自宅で再現できないと意味がないと思いますので、ご自身でできるようになるまで何度でもサポートしています。

――印象に残っているエピソードを教えてください。

インスタか何かを見た方がお母様を連れてきてくださいました。

お母様は美容室に行くと血圧が上がってしまうそうで、さらに病み上がりということもあり、とても慎重にご来店されました。

その時は施術して、血圧も問題ないとのことだったので、次はパーマをかけにきたいと言ってくださって。

実際にパーマをかけに来てくださったのですが、いつもはパーマが痛くて耐えながらかけていたそうなのですが、当店では「痛くない」とおっしゃっていただきました。

私からしたら痛くないなんて当たり前だと思うのですが、「痛くないパーマがあるんですね!」と大変喜ばれていたのが印象的でしたね。

それが自信になったのか、お一人で来店されるようになったのですが、なんとその方、99歳の時に当院に初めて来られて、現在は100歳を迎えられていて、そんな私まで勇気をもらえるような体験がありました。

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――どのような方に来てほしいですか?

当店は目黒区の学芸大学駅から歩いて住宅街に入ったところにあります。

一人一人の心と向き合いながら、安心感を感じていただけるよう努めていますので、もし気になった方はお越しください。

また、当店バリアフリーですので、ご高齢の方や介護・介助が必要な方も安心してお越しいただければと思います。

――ご予約や連絡の方法を教えてください。

お気軽にホームページからお電話ください。

もしご予約前に聞きたいことや説明が必要なことがあれば、InstagramからDMをいただいても結構です。

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